POCO F6 Pro 水没復旧修理 -滋賀-
水没してからロゴループ状態に...
今回ご紹介するのは、Xiaomiより発売されております「POCO F6 Pro」の水没復旧修理です。
こちらの機種はQualcomm Snapdragon 8 Gen 2 SoCを搭載しており、日常使いから重い3Dゲームまで快適にこなせる高い処理能力を持っています。また、大容量5,000mAhバッテリーと120W急速充電に対応しているため、長時間使用でき、短時間で充電を完了させられるのも特徴です。
さて、この度お預かりした端末を確認したところ、水没後にロゴループ状態で起動ができない状態でした。詳しく診断した結果、水没洗浄に加え、画面、サブ基板、そしてフレキケーブルの交換が必要と判断しました。
水没は内部の様々な部品に影響を及ぼし、複数の箇所が故障していることが少なくありません。しかし、適切な処置を行うことで、多くの場合、端末は再び正常に機能するようになります。
それでは、各種パーツを取り寄せ、早速分解していきましょう。
修理風景

まずは背面のリアパネルから取り外します。
分解すると内部に液体が侵入していることを確認できました。

続いて、ブラケットを取り外して、バッテリーのコネクタを外します。水没している端末は作業時に液体が移動して不意にショートしないように細心の注意を払って作業します。

基板とバッテリーを取り外して、水分を拭き取り、基板を水没洗浄します。

基板の洗浄時にサブ基板とメイン-サブを繋ぐフレキケーブルに破損した箇所を確認しました。
画像はサブ基板のコンデンサが破損している部分になります。

基板の水没洗浄が完了したら、取り寄せた各パーツを用いて動作確認を行います。今回ご用意したパーツで問題なく起動できました。

画面交換も必要なため、画面を取り外してフレームを清掃します。
これで新しい画面に交換する準備ができました。
修理完了です!

画面、サブ基板、フレキケーブルを新しいパーツに交換し、分解とは逆の手順で慎重に組み上げます。最後に動作確認を行い、修理は完了です!
今回の修理では複数の破損箇所が見つかったため、交換するパーツが多くなりましたが、無事にロゴループ状態も解消され、お客様が大切なデータのバックアップを取れる状態にまで復旧できました。
水没復旧修理の最大の目的は、お客様の大切なデータを安全に取り戻すことです。 データバックアップが取れるよう、当店でも全力でサポートさせていただきます。水没して起動しない端末はもちろん、他店様で修理不可と診断された端末でも、諦めずにぜひ一度ご相談ください。
作業の詳細
メーカー | Xiaomi |
シリーズ | POCO |
機種名 | POCO F6 Pro |
故障内容 | 水没(ロゴループ) |
作業内容 | 水没洗浄・画面・サブ基板・フレキケーブル交換 |
作業時間 | 約120~150分 即日対応可能 ※予約状況・部品在庫によって前後します。 |
修理店舗 | [滋賀]エルティ932店 |