AQUOS sense3 lite 車で充電をしたら電源が入らなくなった【基板修理】
- 2025年8月23日
- 2026年6月6日
- 修理ブログ
- AQUOS, 代々木駅前店
- AQUOS sense3 lite, 基板修理
目次
| 機種名 | AQUOS sense3 lite |
|---|---|
| 故障内容 | 車載の充電器に繋いだところ、本体が発熱し起動しなくなった |
| 作業内容 | 電源ICチップの交換 |
| 作業時間 | 1日〜14日ほど ※予約状況・部品在庫によって前後します。 |
| 修理料金 | 【基板復旧修理】 36,800円 (税込) 詳細 |
車で充電をしたら全く電源の入らなくなってしまった「AQUOS sense3 lite」
今回は、車で充電をしたら全く電源の入らなくなってしまった「AQUOS sense3 lite」の復旧修理事例のご紹介です。
早速店頭にて状態の確認を行いますが、やはり電源が全く入りません。
また、充電器をつなぐと0.8A程と正常に見える電流が流れていますが、本体が異常発熱をしてしまっています。
基板の故障も疑われる状態なので早速分解点検を行っていきます。

分解をして、内部の状態確認をします
状態を確認するために早速分解をします。
分解ができたらメイン基板以外のパーツをいくつか取り替えてみて、症状に改善が見られるか検証します。

できる限り試してみましたが症状の改善が見られません。
今回の原因はメイン基板にありそうです。
故障箇所の特定をします
まずは本体からメイン基板を取り出して、故障の考えられる箇所に安定化電源を接続し電圧を印加してみます….
すると勝手に電流が流れ出しました。明らかにショートが発生しています。

サーモグラフィーカメラで観察したところ、電源ICに強い発熱が確認されました。
恐らく車の不安定な電圧や、故障しかけた充電器への接続によりICチップへ過剰な負荷がかかり、故障してしまったものと考えられます。
原因箇所はわかったので、早速取り替えていきます。

電源ICチップの交換を行います
故障箇所がわかったので交換をしていきます。
まずは基板を予熱します。
しっかりと温まったらチップを上からヒートガンで加熱して、はんだが溶けてきたら優しく持ち上げて取り外します。
取り外した後ははんだやフラックスが基板に残っているので全てキレイに清掃します。

新しいチップにはんだボールを作成して、基板に乗せたら再度加熱して実装します。
※リボールの詳細はこちら「Google Pixel 5a 起動不良修理」
無事に修理完了です!
基板の修理が完了したので、本体に組み込んで電源を入れてみます。
無事に起動しました!
データも問題なかったため、これにて修理は完了です!

この度も基板修理のご依頼をいただき誠にありがとうございます。
今回の故障は、車載の充電器に繋いだことが原因でした。
車はもちろん、新幹線やバスなど電圧が不安定になりやすい環境で、さらに品質の安定しない安価なACアダプタを組み合わせると、スマホに過度な負荷がかかってしまいます。
その結果、今回のような起動不良や基板故障といった重度のトラブルにつながるケースも少なくありません。
日常的にお使いになるACアダプタは、故障リスクを減らすためにも信頼できる製品を選ぶことを強くおすすめいたします。
今回の作業内容と修理料金まとめ
| メーカー | SHARP |
|---|---|
| ブランド | AQUOS |
| シリーズ | sense シリーズ |
| 機種名 | AQUOS sense3 lite |
| 故障内容 | 車載の充電器に繋いだところ、本体が発熱し起動しなくなった |
| 作業内容 | 電源ICチップの交換 |
| 作業時間 | 1日〜14日ほど ※予約状況・部品在庫によって前後します。 |
| 修理料金 | 【電源が入らない・起動しない】 36,800円 (税込) 詳細はこちら |
修理担当者

久保田
このような症状は、単純なバッテリー交換や画面交換では改善しないことも多く、実際には基板内部の故障が原因となっているケースがあります。特に、大切な写真やLINE、仕事のデータが入っている端末の場合、無理な通電や誤った修理によって状態が悪化してしまうことも少なくありません。突然の故障だからこそ、表面的な部品交換だけではなく、基板レベルで原因を見極められる専門技術者による診断が重要です。「もう直らないかもしれない」と感じた端末でも、復旧できる可能性は残されているかもしれません。
iPhone・Androidを問わず幅広い機種に対応し、一般的なパーツ交換では改善しない重度故障の解析・復旧を得意としている。
特に、「電源が入らない」「起動途中で停止する」「充電反応が不安定」「発熱を伴うショート」「データだけでも取り出したい」といった高度障害案件に対し、基板レベルでの診断・修復を行っている。
基板上の電圧ライン解析、リーク調査、ショート箇所特定、サーモグラフィを用いた故障診断に加え、CPU・UFS/eMMC・RAM・PMICなどBGAチップのリボールや移植作業にも対応。
回路図・情報が少ない機種においても、実測値や回路推測から故障箇所を絞り込み、データ保持を前提とした復旧を得意としている。
「メーカー修理不可」「データ復旧不可」と案内された端末でも、最後まで可能性を追求し、復旧へ繋げる高度な基板修理技術を強みとしている。
この記事の修理を担当した店舗

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|---|---|
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