Xperia 10 Ⅵ 液晶が割れて画面が表示されない【画面交換修理】- 即日対応
液晶が割れて画面が表示されなくなってしまったXperia 10 Ⅵ
今回は画面内部の液晶が破損してから正常に表示されなくなってしまったXperia 10 Ⅵの画面交換修理事例のご紹介です。
端末を拝見してみるとぱっと見では破損が見当たりません。
よく観察してみると本体右上の液晶部分に小さな亀裂が入っているのが確認できました。
ガラス基板タイプの有機ELでよく見かける破損ですね、、
このタイプはプラスチック基板タイプの有機ELと比べてパーツが安価なため多くの端末で採用されていますが、非常に繊細なため少しの破損で症状が重症化します。
このままでは全く使用ができないため早速画面交換を行っていきます。
まずは背面から分解します
本体の電源が入っていますが、画面から操作を行えない状態なのでボタンの長押しで強制終了をしておきます。この作業を行っておかないと極稀に分解時の基板ショートなどが発生するため必ず行っておきます。
では分解を進めます。
Xperiaは多くの機種で背面から分解を行います。
こちらの機種も同様なので、早速背面パネルを剥がしていきます。
全体に均一に熱を与えながら、テープを緩めてカードを隙間から差し込みます。
裏蓋が剥がれました。
それほど難しい作業ではありませんが剥がす際に背面パネルが割れたり、塗装の剥がれが発生するおそれのある作業のため丁寧に行う必要があります。
ディスプレイコネクタが見えるところまで分解します
次に、ディスプレイコネクタが見えるところまで分解を行います。
メイン基板を覆っているブラケットのネジを外します。
ヘラを差し込んで本体から外します。
外れたらバッテリーコネクタを外しておきます。
作業前の電源オフと併せて大切な作業です。
次に下部を覆っているブラケットを外します。
外したらディスプレイコネクタへアクセスが可能になります。
新しいディスプレイの動作チェックを行います
新しいディスプレイを本体コネクタに接続してパーツの動作チェックをします。
この時点でしっかりチェックを行っておくことで修理後のトラブルを未然に防げます。
表示やタッチに問題が無かったので次に進みます。
破損した画面を剥がしていきます
破損した古い画面を本体から剥がしていきます。
画面をヒートガンなどで温めて隙間からカードを差し込み、外周のテープをぐるっとカットします。
熱量を間違えるとスピーカーメッシュが簡単に溶けてしまうのでしっかりコントロールしながら行います。
あらかた剥がれたら後はテコの原理で画面を剥がします。
この際にフレームの穴を通っているケーブルが引っかからないように注意します。
フレームを傷めず無事に剥がすことができました。
テープを貼り込んで行きます
フレームに残ったテープを全て綺麗に剥がしたら脱脂作業をします。
これをしておかないと修理後に画面が浮いてくるなどのトラブルに繋がるため念入りに行います。
下地ができたので強力なテープを貼り込んで行きます。
純正と同様の位置に隙間なく貼り込みます。
この仕上がり具合によってご返却後の耐用年数が大きく変わるため、画面交換修理の中ではいちばん大切な作業です。
※当店の画面修理技術の詳細はこちら
あとは新しい画面を貼り付けて組戻したら修理完了です!
後は新しい画面をずれなくしっかりと圧着して、全てのパーツを組み直し、背面パネルを貼付ける下地の脱脂を行い。
画面と同様にテープを張り込み背面パネルを貼り付けます。
組み上げが完了したら画面表示、各種動作など問題ないことを確認して無事に修理完了です!
この度もXperiaの画面交換修理のご依頼を頂き誠にありがとうございます!
冒頭でも解説した通りガラスタイプの有機ELは本当に割れやすい構造をしています。
画面保護フィルムを貼り付けていても液晶だけ破損することもあるため「気をつける」以外の対策も難しい印象です。
なお、当店ではXperiaのほとんどの機種の画面交換にご対応が可能となっております。
不意に同様の症状が発生してしまった場合でも焦らずにまずは当店までお気軽にご相談くださいませ。
突然のガラス割れ、液晶割れ、表示乱れなどでお困りの場合は部品在庫があれば即日の修理が可能となっております。もちろん郵送修理も往復送料無料で全国から受付可能です。
作業の詳細 & 修理費用
| メーカー | SONY(ソニー) |
| シリーズ | Xperia |
| 機種名 | Xperia 10 Ⅵ |
| 故障内容 | 液晶割れによる表示不良 |
| 作業内容 | 画面交換作業 |
| 作業時間 | 約90分 |
| 修理料金 | Xperia画面修理料金表 |
| 修理店舗 |