AQUOS R7 再起動を繰り返すロゴループ症状の修理【基板復旧】
目次
| 機種名 | AQUOS R7 |
|---|---|
| 故障内容 | 電源を入れると再起動を繰り返す(ロゴループ) |
| 作業内容 | CPU、RAMチップのリボールと再実装 |
| 作業時間 | 1日〜14日ほど ※予約状況・部品在庫によって前後します。 |
| 修理料金 | 【基板復旧修理】 36,800円 (税込) 詳細 |
再起動を繰り返す「ロゴループ」状態になってしまったSHARP AQUOS R7
今回は再起動を繰り返す「ロゴループ」状態に突然陥ってしまった、SHARP AQUOS R7の復旧修理事例のご紹介です。
まずは店頭にて動作確認のために電源を入れてみます。

AQUOSのロゴマークが表示され、起動時の警告画面までは進むものの、その段階で電源が落ちてしまい、再びロゴマークが表示される・・・という動作を繰り返してしまう状態となっています。

また、充電時のアンペアは正常ですが、起動時にかかる電流を繰り返し表示する状態が続いています。
現状原因が不明ですが、早速内部の点検から行っていきます。
分解検査を行います
まずは分解を行って、内部の簡易的な検査から行います。
新しいバッテリーの仮付け、電源ボタンの交換など起動に必要なパーツの検証を行いますが、やはり症状が変わりません。
消去法で今回の原因はメイン基板にありそうです。

メイン基板を検査します
早速フレームからメイン基板を取り出して、細かく検査します。
くまなく検査したところCPUとRAM周りに異常があることがわかりました。
いつもの場所ですね、、、
恐らくチップと基板を繋いでいるはんだボールにクラックが発生しているため、リボールと再実装を行っていきます。

CPUとRAMを基板から取り外します
基板をリフローして、規定以上の熱を与えないようにコントロールしながら、チップを基板から取り外します。
少しでも加減を間違えるとチップが故障してしまったり、パターンの剥離が発生するため、経験を元に丁寧に行います。
2層になったチップを一枚ずつ剥がしたら、取り外しは完了です。

チップをリボールします
取り外したチップと基板には、旧いはんだやフラックス、アンダーフィル(接着剤のようなもの)がこびりついているので、熱を与えながら全てキレイに清掃します。

清掃が終わったら2枚のチップそれぞれにはんだボールを作成します。
粒が均一でないと再実装後の不具合に繋がる為、非常に重要な作業です。

チップを基板に再実装します
リボールまで完了したので、基板にチップを再実装します。
ズレが無いように乗せたら熱を加えてハンダを溶かし、一枚ずつ実装していきます。
2枚とも再実装が終わったら基板の補修は完了です。

組み上げて無事に修理完了です!
補修の完了した基板を本体に組み付けていきます。

組み上がったら電源を入れて各動作の確認を行って、問題が無ければ無事に修理は完了です!

この度も基板修理のご依頼をいただき誠にありがとうございます。
今回の「再起動を繰り返す」症状は、CPUチップのはんだ割れが原因でした。
「はんだボールのクラック」は、熱によるはんだの膨張と収縮が主な要因で、特に気温の高い夏場に多く見られる症状です。
炎天下での長時間の使用や、負荷の大きいアプリの連続使用は、端末に想定以上の負担をかけてしまいますので、日頃から使い方には十分ご注意ください。万が一、同様の不具合でお困りの際は、お気軽に当店までご相談くださいませ。
今回の作業内容と修理料金まとめ
| メーカー | SHARP |
|---|---|
| ブランド | AQUOS |
| シリーズ | R シリーズ |
| 機種名 | AQUOS R7 |
| 故障内容 | 電源を入れると再起動を繰り返す(ロゴループ) |
| 作業内容 | CPU、RAMチップのリボールと再実装 |
| 作業時間 | 1日〜14日ほど ※予約状況・部品在庫によって前後します。 |
| 修理料金 | 【電源が入らない・起動しない】 36,800円 (税込) 詳細はこちら |
修理担当者

久保田
このような症状は、単純なバッテリー交換や画面交換では改善しないことも多く、実際には基板内部の故障が原因となっているケースがあります。特に、大切な写真やLINE、仕事のデータが入っている端末の場合、無理な通電や誤った修理によって状態が悪化してしまうことも少なくありません。突然の故障だからこそ、表面的な部品交換だけではなく、基板レベルで原因を見極められる専門技術者による診断が重要です。「もう直らないかもしれない」と感じた端末でも、復旧できる可能性は残されているかもしれません。
iPhone・Androidを問わず幅広い機種に対応し、一般的なパーツ交換では改善しない重度故障の解析・復旧を得意としている。
特に、「電源が入らない」「起動途中で停止する」「充電反応が不安定」「発熱を伴うショート」「データだけでも取り出したい」といった高度障害案件に対し、基板レベルでの診断・修復を行っている。
基板上の電圧ライン解析、リーク調査、ショート箇所特定、サーモグラフィを用いた故障診断に加え、CPU・UFS/eMMC・RAM・PMICなどBGAチップのリボールや移植作業にも対応。
回路図・情報が少ない機種においても、実測値や回路推測から故障箇所を絞り込み、データ保持を前提とした復旧を得意としている。
「メーカー修理不可」「データ復旧不可」と案内された端末でも、最後まで可能性を追求し、復旧へ繋げる高度な基板修理技術を強みとしている。
この記事の修理を担当した店舗

【東京】代々木駅前店
| 住所 | 〒151-0053 東京都渋谷区代々木1丁目32-12 HOUWAビル5F |
|---|---|
| 最寄り駅 | JR代々木駅西口改札から徒歩0分!改札を出て左手の富士そばさんが入っているビルの5階でございます。 【JR山手線】【JR総武線】代々木駅から徒歩0分、【JR山手線】新宿駅南口から徒歩10分 |
| 営業時間 | 10:00~20:00 |
| 定休日 | 年中無休(年末年始休業あり) |
| 電話番号 | 0120-881-990 |
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