Google Pixel 8a 全く電源が入らなくなった【基板復旧修理】
目次
| 機種名 | Pixel 8a |
|---|---|
| 故障内容 | 電源が全く入らない |
| 作業内容 | PMIC(パワーマネジメントIC)のリボールと再実装 |
| 作業時間 | 1日〜14日ほど ※予約状況・部品在庫によって前後します。 |
| 修理料金 | 【基板復旧修理】 36,800円 (税込) 詳細 |
全く電源の入らなくなってしまった「Google Pixel 8a」
今回は全く電源の入らなくなってしまった「Google Pixel 8a」の基板復旧修理事例のご紹介です。
まずは店頭にて端末の状態を確認します。
電源ボタンを押しても全く反応がありません。
また、充電チェッカーを繋ぐと0A(アンペア)と全く電流が流れていません。
こうなってくると基板の故障も疑われる症状のため、早速分解し内部の検証を行っていきます。

まずは分解して、内部の簡易的な検査を行います。
簡易的な内部点検を行うために、裏蓋とプレートを取り外します。
バッテリーの電圧、電源ボタンの導通など、起動に関わる各種パーツを一通り検査しますが異常が見当たりません。
やはり、今回の原因はメイン基板にありそうです。

メイン基板を検査します
早速メイン基板を取り出して、検査を行います。
基板上の主要なパーツはシールドで覆われているため、まずは熱を加えてはんだを溶かし、シールドを取り外します。
すると、何故かPMIC(パワーマネジメントIC)の周囲に大量のフラックスの残渣(テカテカとした汚れの部分)が、、、
今回の端末は一度も分解歴がなく、内部のテープも剥がした形跡が無いので、製造時の不良でしょうか、、、
真相はわかりませんが、今回の故障原因はここにありそうです。

そこで、実際に回路を検査してみたところ、PMICの周辺に異常が発見されました。
チップ自体の故障も疑われますが、まずはリボールと再実装による改善を目指して作業を行ってみます。
PMICを再実装して、基板の洗浄も行います
早速PMICに熱を与えて取り外し、新たな「はんだボール」を作成、チップを再実装します。
併せて、基板に大量に付着していたフラックスも丁寧に洗浄します。

無事に修理完了です!
後は、補修の完了した基板をフレームに組み込んで電源を入れてみます。
無事に起動しました!
また、充電器を繋いだところ、電流も正常に流れ出しました。
内部のデータも問題がなさそうなので、これで修理は完了です!

この度も基板修理のご依頼をいただき誠にありがとうございます。
今回の端末内部の状態の経緯は不明ですが、復旧状況から考えるに、PMICチップの基板実装不良、もしくはフラックスによる腐食が主な原因と考えられます。
このような症状は経年劣化や過去の修理歴による影響のほか、製造過程でわずかな要因が重なった場合などにも発生することがあります。そのため、使用状況に関わらず、ある日突然不具合として表面化してしまうケースも珍しくありません。
こうした故障は事前に気づくことがほぼ不可能な原因となりますので、同様の症状でお困りの際は、データそのまま復旧修理に対応可能な当店までぜひお気軽にご相談くださいませ。
今回の作業内容と修理料金まとめ
| メーカー | |
|---|---|
| ブランド | |
| シリーズ | Pixel シリーズ |
| 機種名 | Pixel 8a |
| 故障内容 | 電源が全く入らない |
| 作業内容 | PMIC(パワーマネジメントIC)のリボールと再実装 |
| 作業時間 | 1日〜14日ほど ※予約状況・部品在庫によって前後します。 |
| 修理料金 | 【電源が入らない・起動しない】 36,800円 (税込) 詳細はこちら |
修理担当者

久保田
このような症状は、単純なバッテリー交換や画面交換では改善しないことも多く、実際には基板内部の故障が原因となっているケースがあります。特に、大切な写真やLINE、仕事のデータが入っている端末の場合、無理な通電や誤った修理によって状態が悪化してしまうことも少なくありません。突然の故障だからこそ、表面的な部品交換だけではなく、基板レベルで原因を見極められる専門技術者による診断が重要です。「もう直らないかもしれない」と感じた端末でも、復旧できる可能性は残されているかもしれません。
iPhone・Androidを問わず幅広い機種に対応し、一般的なパーツ交換では改善しない重度故障の解析・復旧を得意としている。
特に、「電源が入らない」「起動途中で停止する」「充電反応が不安定」「発熱を伴うショート」「データだけでも取り出したい」といった高度障害案件に対し、基板レベルでの診断・修復を行っている。
基板上の電圧ライン解析、リーク調査、ショート箇所特定、サーモグラフィを用いた故障診断に加え、CPU・UFS/eMMC・RAM・PMICなどBGAチップのリボールや移植作業にも対応。
回路図・情報が少ない機種においても、実測値や回路推測から故障箇所を絞り込み、データ保持を前提とした復旧を得意としている。
「メーカー修理不可」「データ復旧不可」と案内された端末でも、最後まで可能性を追求し、復旧へ繋げる高度な基板修理技術を強みとしている。
この記事の修理を担当した店舗

【東京】代々木駅前店
| 住所 | 〒151-0053 東京都渋谷区代々木1丁目32-12 HOUWAビル5F |
|---|---|
| 最寄り駅 | JR代々木駅西口改札から徒歩0分!改札を出て左手の富士そばさんが入っているビルの5階でございます。 【JR山手線】【JR総武線】代々木駅から徒歩0分、【JR山手線】新宿駅南口から徒歩10分 |
| 営業時間 | 10:00~20:00 |
| 定休日 | 年中無休(年末年始休業あり) |
| 電話番号 | 0120-881-990 |
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