Xperia 5 Ⅲ 画面に緑の線が走る【即日画面交換修理】
画面に緑の線が走るようになってしまったXperia 5 Ⅲ
今回は画面表示に緑の線が走るようになってしまったXperia 5 Ⅲの画面交換修理事例のご紹介です。
修理前にまずは動作の確認から行います。
電源を入れると画面に緑の縦線が複数表示されました。
また、画面タッチについても時々反応がおかしいときがあります。
症状から考えるに画面の故障が疑われるため、早速修理を行っていきます。

分解を行います
まずは背面パネルから分解を行います。
ヒートガンで熱を与えて、固定に使用されている両面テープを柔らかくします。

ある程度温まったら、隙間にカードを差し込んでテープをカットするように開いていきます。
ある程度剥がれたらテコの原理で持ち上げて、取り外しは完了です。

背面パネルの取り外しが完了したら、メイン基板を覆っているブラケットを取り外します。

ブラケットを外したら、バッテリーコネクタを外してこの後の作業を安全に行えるようにしておきます。

次に下部のスピーカーユニットを外します。

アンテナケーブルが絡みついているので、避けながら外します。

右下にバイブレーターやマイクボードなどがあるので全て外します。
これで画面コネクタにアクセスすることができるようになりました。

新しい画面の動作確認と、破損画面の取り外しを行います
画面のコネクタを外して、新しい画面の仮付けを行います。
この時点で各種動作の確認を入念に行い、問題がなければ次に進みます。

動作に問題が無かったので破損した画面をフレームから剥がしていきます。
全体を軽く熱したら、フレームに傷がつかないように気をつけながら画面とフレームの隙間にヘラを差し込み少し持ち上げます。

隙間からカードを差し込み、ガラスと液晶を剥離させます。

後は、フレームに残った液晶部分を温めながら剥がします。
端末に負担をかけず取り外すことができました。

画面を貼り付けます
画面を貼り付ける準備をします。
フレームにはテープやホコリ、油脂が残っているので全て綺麗に清掃して脱脂もします。
この作業をしっかりと行わないと、ご返却後に画面が浮いてくるなどのトラブルに繋がりますので大切な作業です。
※当店の画面修理技術の詳細はこちら

清掃が完了したら、フレームに隙間なく強力なテープを貼り込んで、ズレが無いように画面を貼り付けます。

しっかりと圧着したら画面の交換は完了です。

元通りに組み上げます
画面の交換が完了したので、全てのパーツを元通りに組み上げていきます。

ケーブルなどが必ず元の位置に収まるように組み上げます。

背面側のフレームもしっかりと清掃を行い、

純正と同様の位置にテープを貼り込んだら、背面パネルをしっかりと圧着します。

無事に修理完了です!
全て組み上がったら電源を入れて各種動作の確認をしっかりと行います。
問題がなければ無事に修理は完了です!

この度もXperiaの画面交換修理のご依頼を頂き誠にありがとうございます!
今回のように、画面に緑やピンクの線が走る症状は、多くの場合、有機ELパネル内部のパターン断線が原因です。
これは、日々のわずかなダメージや経年劣化が蓄積され、ある日突然現れることも少なくありません。
こうした症状は基本的に画面の交換以外では改善が難しいため、もし同じような不具合にお困りの際は、ぜひお気軽にご相談くださいませ。
スマートまっくすでは、ご来店での即日修理はもちろん、全国対応の郵送修理(往復送料無料)も承っております。
作業の詳細 & 修理費用
メーカー | SONY(ソニー) |
シリーズ | Xperia |
機種名 | Xperia 5 Ⅲ |
故障内容 | 画面に緑の線が走る(表示される) 時々タッチ操作がおかしくなる |
作業内容 | 画面交換作業 |
作業時間 | 約90分 |
修理料金 | Xperia画面修理料金表 |
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