突然起動しなくなってしまったiPhone13 Proの修理【基板復旧】
- 2024年8月3日
- 2026年6月9日
- 修理ブログ
- iPhone, 代々木駅前店
- iPhone 13 Pro, 基板修理
目次
| 機種名 | iPhone 13 Pro |
|---|---|
| 故障内容 | 電源が入らない(起動不良) |
| 作業内容 | メイン基板のチップコンデンサ交換 |
| 作業時間 | 1日〜14日ほど ※予約状況・部品在庫によって前後します。 |
| 修理料金 | 【基板復旧修理】 36,800円 (税込) 詳細 |
突然起動しなくなってしまったiPhone 13 Pro
今回は突然起動しなくなってしまったiPhone 13 Proの修理事例のご紹介です。
お預かり時に点検したところ、電流も0A(アンペア)で全く反応がありません。
症状から考えるに基板不良が疑わしいため早速分解を行います。
まずはパーツ交換を行います
まずは分解を行い、単純な部品交換にて復旧するか検査します。

バッテリー交換、画面交換など試しましたが全く改善が見られません。
やはり基板が疑わしいので、更に分解を進め基板を取り外します。

基板を詳細に検査します
まずはダイオード値や導通のチェックを行います。
調べてみた所、明らかに数値のおかしい箇所が存在することがわかりました。

2層基板を分割します
iPhone 13 Pro は基板が2層になっているので更に調査を進める場合は基板を分割する必要があります。
専用のヒーターで温度を適切に管理しながら基板を固定しているはんだを溶かし分割します。

破損箇所の特定を行います
原因箇所の特定のために安定化電源を所定の場所につなぎ、定格より弱い電圧を基板にかけます。
その際にサーモグラフィーカメラを用いて異常発熱の起きている箇所を特定します。
画面中央下部に小さく発熱している箇所が見つかりました。

破損している箇所を交換します
主電源回路のコンデンサが破損していることが特定できたため早速交換を行います。
下の画像は破損したコンデンサを取り外した状態です。

サクッと交換完了です!

2層基板を元に戻します
破損箇所の修理が完了したので、分割した基板をはんだでつなぎ直し元通りにします。
※破損箇所を修理するよりも2層基板を元に戻す作業のほうが大変ですね…

修理完了です!
パーツをすべて組み直し電源を入れた所無事に起動しました!
お客様のご希望だった内部データもすべて問題なし。これで修理は完了です!

この度も修理のご依頼をいただき誠にありがとうございます!
基板のコンデンサが破損する原因は様々ですが、一例として不適切なACアダプタや充電ケーブルの使用、電圧の変動する公共交通機関の電源コンセントの使用等が挙げられます。もし格安の充電器などをご使用中の場合は、今後も長く端末をご使用いただくために買い替えをご検討されたほうがいいかもしれません。
もちろん、いくら気を付けていても基板不良は偶発的に発生するものです。そんな場合は是非当店の基板修理サービスをご利用下さいませ。
今回の作業内容と修理料金まとめ
| メーカー | Apple |
|---|---|
| ブランド | iPhone |
| シリーズ | Pro シリーズ |
| 機種名 | iPhone 13 Pro |
| 故障内容 | 電源が入らない(起動不良) |
| 作業内容 | メイン基板のチップコンデンサ交換 |
| 作業時間 | 1日〜14日ほど ※予約状況・部品在庫によって前後します。 |
| 修理料金 | 【電源が入らない・起動しない】 36,800円 (税込) 詳細はこちら |
修理担当者

久保田
このような症状は、単純なバッテリー交換や画面交換では改善しないことも多く、実際には基板内部の故障が原因となっているケースがあります。特に、大切な写真やLINE、仕事のデータが入っている端末の場合、無理な通電や誤った修理によって状態が悪化してしまうことも少なくありません。突然の故障だからこそ、表面的な部品交換だけではなく、基板レベルで原因を見極められる専門技術者による診断が重要です。「もう直らないかもしれない」と感じた端末でも、復旧できる可能性は残されているかもしれません。
iPhone・Androidを問わず幅広い機種に対応し、一般的なパーツ交換では改善しない重度故障の解析・復旧を得意としている。
特に、「電源が入らない」「起動途中で停止する」「充電反応が不安定」「発熱を伴うショート」「データだけでも取り出したい」といった高度障害案件に対し、基板レベルでの診断・修復を行っている。
基板上の電圧ライン解析、リーク調査、ショート箇所特定、サーモグラフィを用いた故障診断に加え、CPU・UFS/eMMC・RAM・PMICなどBGAチップのリボールや移植作業にも対応。
回路図・情報が少ない機種においても、実測値や回路推測から故障箇所を絞り込み、データ保持を前提とした復旧を得意としている。
「メーカー修理不可」「データ復旧不可」と案内された端末でも、最後まで可能性を追求し、復旧へ繋げる高度な基板修理技術を強みとしている。
この記事の修理を担当した店舗

【東京】代々木駅前店
| 住所 | 〒151-0053 東京都渋谷区代々木1丁目32-12 HOUWAビル5F |
|---|---|
| 最寄り駅 | JR代々木駅西口改札から徒歩0分!改札を出て左手の富士そばさんが入っているビルの5階でございます。 【JR山手線】【JR総武線】代々木駅から徒歩0分、【JR山手線】新宿駅南口から徒歩10分 |
| 営業時間 | 10:00~20:00 |
| 定休日 | 年中無休(年末年始休業あり) |
| 電話番号 | 0120-881-990 |
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