iPhone XS Max タッチが効かない症状の修理【基板復旧】
- 2025年6月11日
- 2026年6月7日
- 修理ブログ
- iPhone, 代々木駅前店
- iPhone XS Max, 基板修理
目次
| 機種名 | iPhone XS Max |
|---|---|
| 故障内容 | 画面タッチが効かない ※他社修理歴あり |
| 作業内容 | セラミックコンデンサの交換 |
| 作業時間 | 1日〜14日ほど ※予約状況・部品在庫によって前後します。 |
| 修理料金 | 【基板復旧修理】 36,800円 (税込) 詳細 |
画面タッチの効かなくなったiPhone XS Max
今回は画面タッチの効かなくなってしまったiPhone XS Maxの修理事例のご紹介です。
店頭にて動作確認をしてみますが、やはりタッチが全く反応しない状態です。
お話を伺ったところ、半年ほど前に同業他社様で同様の不良の修理を行ったことがあるとのことで、今回は症状再発となります。
内部の状態が気になるので早速作業を進めて行きます。

まずは分解・点検を行います
まずは分解を行い、簡易的なパーツの交換を試してみます。
画面交換などを試しましたが全く改善が見られません。
おそらく基板に原因があるので更に詳しく検査を進めます。

基板を検査します
基板を外して状態を確認します。

基板上のディスプレイコネクタの周りにはんだで補修したあとを見つけました。
表面をレジストで保護しているようです。

テスターで検査してみると明らかに数値がおかしい状況です。

レジストの中を確認します
レジストを剥がしてみます。
本来あったコンデンサが無くなっており、直接ジャンパーで繋がれています。
また、繋がれている箇所もパターン剥離を起こしており、状態があまりよくありません。

今回の破損箇所を特定します
ただ今回の破損箇所はここでは無いようです。
更に詳しく検査するため、基板を分割します。
iPhoneの基板はある時期から省スペース化、効率化の為に基板が二層になりました。
専用のヒーターを使用して丁寧に基板を分割して、内部を検査できるようにします。

サーモグラフィーで検査してみるとタッチIC横のコンデンサにショートが見つかりました。

こちらのパーツです。
他のコンデンサと比べて色も少しおかしくなっています。

該当箇所を補修します
破損したコンデンサをサクッと交換します。
今回は意外とわかりやすい破損内容でしたね。

修理完了です!
補修した分割基板を再度つなぎ直して、全てのパーツを組み直し、電源を投入します。
無事にタッチが効くようになりました!
その他動作も問題なさそうなのでこれにて修理は完了です!
※完成時の写真を取り忘れてしまいました、、、

この度も修理のご依頼をいただき誠にありがとうございます!
今回の修理は、他社修理歴ありと少し心配な点がありましたが無事に修理を完了できてホッとしました。
当店では通常の基板修理はもちろんのこと、他社修理後のセカンドオピニオンも承っております。
「基板修理を依頼したが直らないと言われた」「修理してもらったがすぐに再発した」といった場合でも諦めずにまずは当店までご相談下さい。
今回の作業内容と修理料金まとめ
| メーカー | Apple |
|---|---|
| ブランド | iPhone |
| シリーズ | X シリーズ |
| 機種名 | iPhone XS Max |
| 故障内容 | 画面タッチが効かない ※他社修理歴あり |
| 作業内容 | セラミックコンデンサの交換 |
| 作業時間 | 1日〜14日ほど ※予約状況・部品在庫によって前後します。 |
| 修理料金 | 【電源が入らない・起動しない】 36,800円 (税込) 詳細はこちら |
修理担当者

久保田
このような症状は、単純なバッテリー交換や画面交換では改善しないことも多く、実際には基板内部の故障が原因となっているケースがあります。特に、大切な写真やLINE、仕事のデータが入っている端末の場合、無理な通電や誤った修理によって状態が悪化してしまうことも少なくありません。突然の故障だからこそ、表面的な部品交換だけではなく、基板レベルで原因を見極められる専門技術者による診断が重要です。「もう直らないかもしれない」と感じた端末でも、復旧できる可能性は残されているかもしれません。
iPhone・Androidを問わず幅広い機種に対応し、一般的なパーツ交換では改善しない重度故障の解析・復旧を得意としている。
特に、「電源が入らない」「起動途中で停止する」「充電反応が不安定」「発熱を伴うショート」「データだけでも取り出したい」といった高度障害案件に対し、基板レベルでの診断・修復を行っている。
基板上の電圧ライン解析、リーク調査、ショート箇所特定、サーモグラフィを用いた故障診断に加え、CPU・UFS/eMMC・RAM・PMICなどBGAチップのリボールや移植作業にも対応。
回路図・情報が少ない機種においても、実測値や回路推測から故障箇所を絞り込み、データ保持を前提とした復旧を得意としている。
「メーカー修理不可」「データ復旧不可」と案内された端末でも、最後まで可能性を追求し、復旧へ繋げる高度な基板修理技術を強みとしている。
この記事の修理を担当した店舗

【東京】代々木駅前店
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|---|---|
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