HUAWEI P10 Plusの電源が入らなくなった【基板復旧修理】
目次
| 機種名 | P10 Plus |
|---|---|
| 故障内容 | 電源が入らない【起動不良】 ※自己分解歴あり |
| 作業内容 | CPUとメモリのリボール・画面交換 |
| 作業時間 | 1日〜14日ほど ※予約状況・部品在庫によって前後します。 |
| 修理料金 | 詳細はこちら↓ |
HUAWEI P10 Plusの電源が入らなくなってしまった
今回は電源の全く入らなくなってしまったHUAWEI P10 Plusの修理事例のご紹介です。
詳しくお話を伺ってみると、電源が入らなくなってからバッテリーの故障を疑い、自己分解でバッテリーを交換したが改善が見られなかったとのことでした。
また、店頭にて充電テスターを挿してみると0.049Aとほとんど電気が流れていません。
非常に怪しい状態なので早速分解検査を行います。

まずは分解点検をします
早速分解して内部の点検をします。
確かにバッテリーは交換されていますが、出力を調べてみると正常な値が流れています。
それ以外の箇所も検査しますが問題は見受けられません。
こうなってくると原因は基板にありそうです。

基板を取り外して検査します
基板をフレームから取り外します。

シールドを取り外して詳しく検査したところ、CPU周りに異常があることがわかりました。
こうなってくると自己修理は難しい領域になります。

チップのリボールと再実装を行います
CPU周りに異常がある場合は、CPUの熱による膨張と収縮ではんだにダメージ(クラック)が入っているパターンが多いので、チップの再実装による改善を狙って作業を行います。
CPUとメモリチップは二階建てになっているので、いつもの手順で熱を与えながら一枚づつ剥がして行きます。

チップを安全に取り外せたら次の作業に進みます。
チップの清掃とリボールを行います
取り外したチップと基板には古いはんだやアンダーフィルがこびり付いているのでピカピカに清掃します。
熱をコントロールしながら手早く行う必要があるので、この作業も意外と経験が必要です。

チップを再実装します
あとはそれぞれのチップにステンシルを使用して、粒の揃ったきれいなはんだボールを作成したら、本体に再実装して基板の復旧は完了です。

なぜか画面が映りません、、
補修が完了したので全て組み直して電源を投入します。
・・・・電源は入っていますが何故か画面が映りません。
再度分解して確認してみると、ディスプレイパーツから伸びているケーブルの根本が小さく断線しています。
お客様が自己分解された際に力が加わってしまい千切れてしまっていたようです、、
追加料金とはなりますが、幸い部品在庫があったので、画面を新しい物に交換します。

無事に修理完了です!
パーツを交換したところ無事に画面が表示されました!
動作も問題が無かったのでこれで修理は完了です!

この度も基板修理のご依頼をいただき誠にありがとうございます。
年数の経った端末の起動不良の原因は様々ですが、意外と多いのが基板のCPU周りのはんだ劣化です。
CPUの再実装は専門店でも取り扱いが少なく、非常に難易度の作業となります。
「自己分解で修理をしたけど直らない」「修理をしたら電源が入らなくなった」といった状況でお困りの場合は是非当店までお気軽にご相談くださいませ。
今回の作業内容と修理料金まとめ
| メーカー | HUAWEI |
|---|---|
| シリーズ | Pシリーズ |
| 機種名 | P10 Plus |
| 故障内容 | 電源が入らない【起動不良】 ※自己分解歴あり |
| 作業内容 | CPUとメモリのリボール・画面交換 |
| 作業時間 | 1日〜14日ほど ※予約状況・部品在庫によって前後します。 |
| 修理料金 | 詳細はこちら↓ (税込) |
修理担当者

久保田
このような症状は、単純なバッテリー交換や画面交換では改善しないことも多く、実際には基板内部の故障が原因となっているケースがあります。特に、大切な写真やLINE、仕事のデータが入っている端末の場合、無理な通電や誤った修理によって状態が悪化してしまうことも少なくありません。突然の故障だからこそ、表面的な部品交換だけではなく、基板レベルで原因を見極められる専門技術者による診断が重要です。「もう直らないかもしれない」と感じた端末でも、復旧できる可能性は残されているかもしれません。
iPhone・Androidを問わず幅広い機種に対応し、一般的なパーツ交換では改善しない重度故障の解析・復旧を得意としている。
特に、「電源が入らない」「起動途中で停止する」「充電反応が不安定」「発熱を伴うショート」「データだけでも取り出したい」といった高度障害案件に対し、基板レベルでの診断・修復を行っている。
基板上の電圧ライン解析、リーク調査、ショート箇所特定、サーモグラフィを用いた故障診断に加え、CPU・UFS/eMMC・RAM・PMICなどBGAチップのリボールや移植作業にも対応。
回路図・情報が少ない機種においても、実測値や回路推測から故障箇所を絞り込み、データ保持を前提とした復旧を得意としている。
「メーカー修理不可」「データ復旧不可」と案内された端末でも、最後まで可能性を追求し、復旧へ繋げる高度な基板修理技術を強みとしている。
この記事の修理を担当した店舗

【東京】代々木駅前店
| 住所 | 〒151-0053 東京都渋谷区代々木1丁目32-12 HOUWAビル5F |
|---|---|
| 最寄り駅 | JR代々木駅西口改札から徒歩0分!改札を出て左手の富士そばさんが入っているビルの5階でございます。 【JR山手線】【JR総武線】代々木駅から徒歩0分、【JR山手線】新宿駅南口から徒歩10分 |
| 営業時間 | 10:00~20:00 |
| 定休日 | 年中無休(年末年始休業あり) |
| 電話番号 | 0120-881-990 |
お使いの端末の不具合でお困りの方は、まずはお気軽にお問い合わせください。