2018年02月27日

目次:

 1.修理工程 ~分解・洗浄~

 2.修理工程 ~部品交換~

 3.復旧完了したらすぐにバックアップ!

 4.水没修理の目的

 5.ちなみに、防水端末ってどうなの?

こんばんは。スマートまっくす代々木駅前店 副店長の蒲倉でございます。

梅雨入りしているはずですが、なかなか雨が降りませんね。

水不足が心配です……。

が、嬉しいことも一つあります。

 

スマホが雨に濡れにくい!

つまり……水没しづらい!

ということで、今回のテーマは、前回に引き続き「水没」

前回は、水没させてしまってから修理店へ持ち込んで頂くまでの注意点をお伝えしました。
ここからは、お店での復旧の様子と、その後のスマホの注意点について、

見せまっくす!

1.修理工程 ~分解・洗浄~


水没復旧のご依頼を頂いたら、状況の聞き取りと修理時の注意事項をご説明して、作業スタートです。


まずは分解!
水没修理でまずするべきは、メイン基板の取り外し。
水に濡れると全体的に脆くなってしまうので、
通常の分解よりもさらに慎重に手を進めます。

SONY Xperia Z3 

 

パカッと開けると水滴がこんにちは。
ギョッとしますが、実はこの状態、意外と復旧率が高いです。

水没後すぐに持ってきて頂いたということだからです。

ASUS Zenfone3 ZE520KL

 

基板がフリーになったら、両面をよく観察します。
腐食や焦げが発生していないかのチェックです。
そして外せる部品は全部外して……

ASUS Zenfone3 ZE520KL 

 

超音波洗浄機へin!
この液体はアルコールです。
基板を丸洗いして水分と不純物を飛ばし、

発生してしまった腐食も浮かせます。
そして柔らかい歯ブラシで、浮かせた腐食を落としていきます。

ここの洗浄次第で復旧の結果が変わることもある、

地味ながら重要な工程です。

2.修理工程 ~部品交換~


洗浄が一通り終わったら一度組み直し、動作確認します。
部品交換ナシで起動・操作できればベスト。
もしできなかったら? ここで部品交換を検討します。

水没でダメになりやすく、かつ重要度の高い部品といえば、

バッテリーディスプレイです。

SONY Xperia Z4 


全く起動しないならバッテリー、起動している様子はあるけど表示が異常ならディスプレイが怪しいです。


他にも、サブ基板、基板の接続ケーブルなど、

スマホの機種によって交換が必要な部品はそれぞれ。

判断には経験がモノを言います。

基板上に実装されたタッチコネクタが錆びてぼろぼろ……なんて時は、

ハンダ作業でコネクタを交換することもあります。

3.復旧完了したらすぐにバックアップ!


なんだかんだで復旧しました。ヤッター!
大事なデータも残っていました。ヨッシャー!

だが安心するのはまだ早い!
その大事なデータ、大急ぎでSDカードやクラウドストレージにバックアップしましょう。
スマホを持ち帰ったらすぐにでも、可能ならば修理完了したその場で、

アプリ等を使ってまとめて保存するのが重要です。

なぜか?

SONY Xperia Z5 

 

一度水没した端末は、今後の動作が不安定になります。

送話マイクが入らなくなる、SIMカードを読み込まなくなるなどの、致命的ではない不具合が残ったり、
ある日突然、電源が入らなくなり、今度は何をどうがんばっても起動できない……最悪その可能性もあります。

水に濡れた基板・部品の強度が下がり、弱い衝撃で破損してしまう。
洗浄でも取りきれなかった僅かな水分が、時間をかけて基板を腐食させる。
原因としてはいくつか考えられますが、いずれにせよ、
「一度水没した段階で、今後の動作については保証ができなくなる」
ということは、しっかりと認識しておきましょう。

4.水没修理の目的


水没したスマホを復旧させたとしても、今後動かなくなるかもしれない。
それだったら、そのスマホは諦め、修理代ではなく新規端末購入代にお金を充てるほうがよいのでしょうか?
それも一つの正解です。
水没スマホを復旧させる目的は、


「データのバックアップ」
 

これに尽きます。
写真や連絡先、LINEアカウント、やりこんだゲーム……
これらを次のスマホへ引き継ぐために、一時的にでも操作できる状態へ持って行くのが修理の目的なのです。

Huawei P9 Lite 


逆に言えば、こまめにバックアップを取っているとか、大事なデータが入っていない場合、必死で復旧させる意義は薄くなります。

 

また、バックアップのための修理ですから、最低限の機能さえ復旧できれば、それ以上の修理はあまりオススメしません。

・電源が安定的に入る
・画面が点く
・タッチが利く
・SDカードを読み込む or インターネットに接続できる

最低でもこれだけ動作できれば、大体の端末にプリインストールされているバックアップ用アプリを使い、データをSDカードもしくはクラウドストレージに保存できます。

Huawei P9 Lite 

 

それ以外の機能が壊れていた場合。
修理箇所が増えると、それだけ部品代・作業代が発生します。


お金をかけ、しっかり機能するように直したはいいものの、一か月ほどで電源が入らなくなってしまった……

これでは、コストと結果とが見合っていません。


そんなわけで、動作確認の結果をお伝えした後、ご要望がない限りは修理を行わないのです。

 

さて、端末をご返却して作業完了です。
一度分解した端末は、防水機能が弱まってしまいますので、今後の使用の際にはお気をつけください。

5.ちなみに、防水端末ってどうなの?


水没復旧に持ち込まれる機種の傾向としては、
iPhoneシリーズ
SIMフリー機

はもちろんですが、
XperiaGALAXYなど、防水機能があるはずの端末もやってきます。

SAMSUNG GALAXY S7 edge 


お風呂でスマホを楽しんだり、汚れをジャブジャブ水洗いしたりする広告もありますが、
 

「その通りに使ってたら急に調子が悪くなった。

 よく見たらカメラ部分に水滴が……」


なんて話はよくあります。

しかも、防水端末は気密性が高いですから、

一度水が侵入すると、今度は内側に水を閉じ込め、被害を拡大させてしまいます。


防水端末は、

あらゆる水分から完全防護・水中使用もどんと来い!

というわけではありません
マニュアルを読むと、意外なほど厳しい使用条件(常温の真水じゃないとダメ、温度差には要注意、など)がありますし、
それをしっかり守っていても安全安心とは言い切れません。


そもそも、防水端末の防水であるゆえんは、
内部に水が入り込まないような構造になっている、という点であり、
内部に水が入ってしまうと、当然のように故障します。

 

SONY Xperia Z5 


水を防ぐための防水テープやパッキンに不良があれば、水は侵入します。
初期不良高温衝撃経年劣化など、考えられる原因もたくさん。

というわけで、私の個人的な意見ですが、防水だからといって気軽に濡らしたり、お風呂に持ち込んだりはしたくありません。
安価に入手したものを、いつ壊れてもいいという前提で、

ならアリでしょうか……。

 

というわけで、水没にまつわるエトセトラでした。

これからの季節、水遊びの前にポケットの中の確認を忘れないようにしてくださいね!

記事編集担当
代々木駅前店 副店長 蒲倉

2018年02月27日

目次:

 1.スマホ水没のよくある原因たち

 2.水没した! その時すぐにやるべきこと

 3.要注意! ここに水没するとやばい

こんばんは。

スマートまっくす代々木駅前店 副店長の蒲倉でございます。
 

6月!
日に日に気温が高くなってきました。

最高気温30℃超えの日も出てきました。
これだけ暑ければ、公園の噴水近所の川で心置きなく水遊びできますね!
屋外プールでおおはしゃぎもステキですね!
 
つまり……


夏はスマホの水没が増えます!
 

というわけで、今回のテーマ、「水没」です。

本格的な暑さがやってくる前にこの記事を読んで、万が一に備えましょう!

1.スマホ水没のよくある原因たち
 
水没、とは、水に丸ごと落としてしまった場合だけでなく、

水が原因のスマホの不調全般を指します。

そのきっかけは本当に様々。
 
・顔を洗おうとして胸ポケットから洗面台にすべりおちた
・ポケットに入れっぱなしであることに気づかず、服ごと洗濯した
・防水端末だからとお風呂で使っていたら調子がおかしくなった
・温度差の激しい所に出入りしたら、結露して中に水滴が出来てしまった
・目を離したすきに赤ちゃんが充電口を舐め、ヨダレまみれになった
・ファスナー付フリーザーバッグに入れて海で遊び、上がってみたら浸水
・レシピを見るために台所に置いていて水が跳ねた
・飲み物がかかった
・トイレに落とした
 

などなど。

これくらいなら大丈夫だろ~と濡れやすいところに持ち込んでしまう

油断」パターン、
いつもの生活、家事炊事の中ちょっとうっかりしてしまう

日常生活に潜む危険」パターン、
もはやどうにもならない

不可抗力」パターン、色々ありますね。
気を付けて使っている方や防水端末を使っている方でも、危険は万人に等しく訪れます。

人間は水なしでは生きていけません。

つまり、生きている限りスマホに迫る水没の危機からは逃れられないのです。

2.水没した! その時すぐにやるべきこと
 
なんだかスマホの動作がヘンだ!
もしかしたらさっき濡らしてしまったのかも……
そんな時は、被害を最小限に抑えるために応急処置をしましょう。
 
まず、電源が入っている場合はすぐ切りましょう
切れている場合は、電源を入れようとしないでください。
充電は絶対ダメ!です。
バッテリーをユーザーで外せる機種の場合は、外しておくとより安心です。
 
これは、内部に水が入った状態で電気が流れると、
ショートの危険があるためです。
本来流れるべきでないところに水を介して電気が流れ、異常発熱が起きて端子が焦げてしまうと、修復は非常に困難です。
 
念のためにSIMカード・SDカードも抜いておきましょう。
着脱機構が金属製の場合、錆びて抜けなくなる可能性があります。
また、データを読み取る接点は金属ですから、ここが錆に覆われるとカード自体がダメになります。

電気が流れてしまう可能性を断ったら、次にすべきことは?
 

できる限り早く修理店へ!
 
水没からの復旧は、時間が勝負。
電源が入らなくなってすぐなら、洗浄のみ・バッテリー交換のみで修理できたはずなのに、数日置いてしまうことで重症化、修理不能になる可能性もあります。

これは、放置している間に内部に腐食が発生し、端子やケーブル、基板上にハンダ付けされた無数の抵抗・チップがぼろぼろになってしまうからです。

当店へお持ち込み頂ければ、分解し、基板をアルコールと超音波洗浄機で丸洗いすることで、それ以上の腐食の進行を食い止められます。

 

ちなみに、

「スマホ 水没」で調べると、自力での復旧方法がたくさん出てきますね。
密封容器にシリカゲルと一緒に入れる、生米に埋めるなどです。

これらの方法は、効果があるのか、

それともただの民間療法なのでしょうか?

 

大量のサンプルを用いた調査などをしていない現状、どちらとも言い難いものはあります。
ただ、水分を取り除くことが出来たとして、

水に溶けていた不純物は残留してしまうでしょうし、
自力復旧をまず試して、ダメだったら修理店……という流れだと、水没してから時間が経ちすぎるかもしれないという点は留意しておくべきです。

その端末、中のデータは、何が何でも復旧させたいものなのか。
それとも、お金がかかるくらいなら諦めてもよいのか。
そのあたりで、どんな対処がふさわしいかを決めましょう。

3.要注意! ここに水没するとやばい

 

上の章で、不純物と内部の腐食について触れました。
水没させてしまった水に不純物が多く溶け込んでいると、それだけ基板は傷みやすく、腐食は早まります。

 

最も危ないのは海水
水没させた当日中にお持ち込み頂いて、急いで分解しても、すでに腐食・錆が発生していたりします。
洗濯機も危険です。
ほぼ確実に大量の洗濯用洗剤が溶けているからです。
飲み物、特に甘いものは、乾燥させても糖分で基板がベタベタになります。
トイレは…… 言わずもがな。

このあたりの水でスマホがおかしくなったら、とにかく急いで洗浄しなければなりません。

今回は、水没させてから修理店へ持ってきて頂くまでのポイントをお伝えしました。

次回は、実際に持ち込んで頂いてから、どう復旧を行うか、また復旧後の注意などについてお伝えします。

記事編集担当
代々木駅前店 副店長 蒲倉

2018年02月27日

目次

 1.電源ボタンが壊れた時のさまざまな症状

 2.電源ボタンがダメなままでも使い続けられる?

 3.故障が起こる原因は?

 4.電源ボタンパーツはこんなつくりをしているぞ

 5.電源ボタン修理の手順

 6.こぼれ話 複合パーツの電源ボタン

こんばんは。スマートまっくす代々木駅前店 副店長の蒲倉でございます。

 

今回のテーマに入る前に、前回のテーマ「型番の探し方」について、

代々木駅前店 店長の久保田からのツッコミが入りましたので補足させて頂きます。

 

・SIMスロットの中に紙が入ってることがあるでしょ?

これ、完全に忘れていました。

SIMスロットやSDカードスロットを開けると、ベロが出ていることがあり、

それをつまんで引っ張ると、型番・IMEIなどの端末情報が出てくるのです。

SONY Xperia Z4 402SO

 

softbank端末は外装に型番記載がないのですが、

ベロを引っ張ればこの通り。

 

というわけで大事な補足情報でした。

それでは今回の本題へ参りましょう。

1.電源ボタンが壊れた時のさまざまな症状

 

androidの面白さといえば、

端末のバラエティ豊かなところと、カスタマイズ性。

ホーム画面をテーマでまるごと着せ替えたり、おサイフケータイで手ぶら外出したり、キーボード付きカーブした液晶外付けモジュールと合体してパワーアップなどなど、おもしろ端末をあれこれ探す楽しみがあります。

 

が、電源が入らなければ、どれも宝の持ち腐れ。

 

電源を入れるのに必要な操作はどの端末でも変わりません。

バッテリーに充電して、電源ボタンを数秒間長押し。

端末が振動し、画面にメーカーやキャリアのロゴが表示されるはず。

FREETEL 麗(REI) FJT161B-REI

 

 

……が、ずっと電源ボタンを押しているのに、全く画面が点きません。

充電プラグを挿し込むと、ちゃんとランプが点灯し、充電中の表示が出てくるのに……。

そういえば、ボタンを押したときの手ごたえも、

今までは「ポチッ」だったのに、やけにスカスカしています。

電源が入らない!

Google/LGエレクトロニクス nexus5

 

というわけで、今回のテーマ、「電源ボタン不良」です。

 

上に書いたのが典型的な電源ボタン故障時の症状ですが、他にも、

 

・バイブが延々鳴り続ける

・起動時ロゴから先に進まない

・起動→電源が落ちる→起動、を繰り返す(いわゆる再起動ループ状態)

 

などなど、基板不良を疑いたくなる症状が出ることもあります。

2.電源ボタンがダメなままでも使い続けられる?

 

電源ボタン不良は、電源やスリープ状態のON/OFF切り替えができないだけで、機能上の問題はありません。

多少の不便をガマンすれば使い続けることもできます。

 

・放置してもスリープ状態にならないように設定を変更する。

端末を握ればスリープが解除されるようにする。

SH-01F,SH-04H,402SH などのグリップマジック機能)

画面を数回タップするとスリープをON/OFFできる機能を使う。

L-01F,LGV34 などのノックオン、ZenfoneシリーズのZenMotionなど)

充電開始するとスリープが解除されることを利用する。

他の端末から電話をかけ、画面点灯させる。

 

などなど。

けっこう手段があるものですね。

 

ですが、気を付けてください。

これらはどれも、スリープ状態からの復帰方法です。

電源が落ちてしまえば、センサーも充電も意味がなくなってしまいます。

例えば、バッテリー残量がゼロになったとか……。

Google/LGエレクトロニクス nexus5

 

上に挙げた対策は、あくまで修理に出すまでの応急処置と考えたほうがよいでしょう。

3.故障が起こる原因は?

 

この故障が起こる原因としては、機種ごとの弱点が一番大きいものです。

AQUOS PHONE ZETA SH-01Fの電源ボタン不良は有名ですね。

もちろん、使い方も壊れやすさに関わってくるでしょうが、

電源ボタンに負担をかけるような使い方……力任せに押し込む、などは、そもそも電源ボタンの調子がよくないからしてしまうもので、故障を加速させる可能性はありますが、それが原因とは言いづらいです。

 

落下などの強い衝撃で動かなくなることもあります。

この場合は、電源ボタンを押す仕組みの一部が内部でズレた・折れた、

電源ボタンと基板を繋ぐコネクタが外れた、などが考えられます。

4.電源ボタンパーツはこんなつくりをしているぞ

外側からポチッと押すボタン部分は、氷山の一角。

スマホの中ではいったいどんな姿をしているのでしょうか?

ASUS Zenfone2 ZE551ML

 

本体上部に電源ボタンがついており、

背面カバーを開くと、ボタン本体がちらっと見えます。

ここから更に分解してみましょう。

基板に電源ボタンが直接はんだ付けされていました。

かなりシンプルな造りですが、実はこの構造はスマホ全体から見ると珍しいものです。

ASUS Zenfone3 ZE520KL

 

黒いケーブルの上に、銀色のポッチが三つ並んでいます。

一番左が電源、真ん中と右はそれぞれボリュームダウン・ボリュームアップで、枝分かれしている四角いところで基板と接続します。

 

電源ボタンのパーツは、

・ボタン(外から見えているところ)

・フレキケーブル(ポッチや、基板と接続するコネクタがまとまっている)

で分かれていることが多く、外側のボタンがポロッと取れてしまった時は、つまようじで押せば普通に使えたりします。

5.電源ボタン修理の手順

 

フレキケーブルのポッチが潰れてしまっている場合などは、部品交換が必須となります。

富士通  arrows M02

 

ズレた部品を正しい位置へ戻す、取れたクッションを切り出して貼り付け直す、などの調整のみで直る場合も多く、どちらの修理方法になるかは、端末ごとに傾向があります。

機種名と症状(ボタンを押した時の手応えはあるか、きっかけは何だったか、など)によっては、お電話でのお問合せ段階でだいたい予想がつくことも。

6.こぼれ話 複合パーツの電源ボタン

 

電源ボタン部品は、機種によっては他のパーツと合体しています。

たとえばこの端末。

SONY Xperia Z4 SO-03G

 

外装ボタンの裏側に、こんな位置関係でフレキケーブルが納まっています。

金色のポッチが、それぞれ電源ボタンとボリュームアップ・ダウンボタン。

カメラボタンは弱・強と二段階の押し込みのため、他と見た目が違います。

 

このケーブル、全体を見るとこんな形です。

写真左側の大きな四角い部分は、ちょうどこの下あたりにあるスピーカーを押さえるパーツです。

では、そこからさらに伸びている部分は……?

USBコネクタでした!

Xperia Z4は電源ボタンとUSBコネクタが一体化しています。

Xperia系の電源ケーブルは、複合的な役割を持つケースが多いです。

端末の内部構造をスッキリさせるためでしょう。

 

というわけで、電源ボタン不良についてでした。

症状は「電源を入れられない」と重篤なものですが、

修理に持ち込んでみると案外あっさり直ることも多い故障です。

困ったら、とりあえずお問合せ頂ければ、すぐにご対応致しますよ。

 

それでは、また次回の更新をお楽しみに!

記事編集担当
代々木駅前店 副店長 蒲倉

2018年02月23日

目的の項目をご選択下さい。

1.修理前に必ず確認すること、型番

 

私たちがスマホ修理についてお問合せを受けたとき、

必ず確認することが二つございます。

まず、故障内容

もう一つが、型番です。

 

型番。

“SC-04E”とか、

”D5883”とか、

”ZE551ML”とかいったものです。

 

型番がわからないと、交換用部品の在庫の有無や、

正確なお見積りが出せません。

 

スマホの機種名(Xperia Z3 とか、AQUOS Xxとか)とほぼ同義ではありますが、別機種なのに機種名が同じスマホも実はたくさんありますので

これこれこれとか これこれこれとか)

機種名だけでは、どの機種かの正確な判別が難しいことがあるのです。

 

ですが、型番が何かなんて、日頃あまり意識しませんよね?

 

いざ探そうとするとどこに書いてあるのかわかりにくい型番。

デザイン上の都合でしょうが、わかりにくいところに小さく書かれていることがほとんどです。

 

なので、今回お伝えするのは、

 

「型番の探しかた」

 

今はどこも故障してないよ、という方も、お手持ちのスマホの型番が何かを一度見ておくと、あとあと便利かもしれませんよ。

 


2.背面 

 

本体をくるっと裏返せば簡単に見つかる、使用者に優しい位置です。

ここに記載しているスマホはかなり多いので、困ったらまず背面を見てみましょう。

LGエレクトロニクス  isai vivid LGV32

背面下部に見やすく印字されています。

SONY Xperia  ZL2 SOL25

中央のXperiaロゴと比べると目立ちにくい色合いですが、しっかり印字されています。

HTC J butterfly HTL23

よく見えません。何やら書いてあるのはわかりますが……

あっ!

あった! ありました!

わかりますか?

ここです!

マルを付けましたがまだわかりづらいです。

肉眼でもかなり目をこらさないと見えません。

3.側面

 

本体側面、フレームやカバー部分に書かれているタイプです。

側面をじっくり眺めるようなことってあまりないので、記憶に残りづらい位置です。

SHARP AQUOS SERIE SHV32

背面にはキャリアロゴはありますが、

型番らしきものは書かれていません。

ありました。

液晶画面側から見て右側のフレームの下部に印字されています。

SAMSUNG GALAXY J SC-02F

液晶画面側から見て右側の上部に印字されていました。

比較的見やすい色合いです。

SHARP AQUOS PHONE ZETA SH-02E

グルグル回してもなかなか見つかりませんが……

液晶画面側から見て右側面の上部をよくご覧ください。

ありました!

型番が刻印されています。

着色等はされておらず、しっかり見ないと気づきません。

 富士通 ARROWS ef FJL21

こちらの機種は、側面は側面でも底側に刻印されていました。

この位置はなかなか珍しいです。

4.バッテリー下 

 

バッテリーを取り外した下に書かれているパターンです。

使用者側で交換できる機種ならば、ほとんどはこの位置にしっかりと書かれている、鉄板ゾーンです。

ここ数年で発売された端末はバッテリー交換できないものばかりなのが難点です。

SAMSUNG GALAXY J SC-02F

側面にもありましたが、バッテリー下にもしっかり書いてありました。

SHARP SH904i

すでにヒンジ(二つ折の蝶番部分)に書いてあるのが見えています。

背面のフタを開け、バッテリーを外して……

ありました。

AQUOSケータイ2 601SH

昨年冬モデル、かなり新しいガラケー端末です。

これも背面を開け、バッテリーを取り外した下にしっかり書いてありました。

電源を切らないと確認できない位置なので、お問合せ前に確認しておいて頂けるとスムーズです。

6.製造番号シール

SIMスロット内のベロ


ここは知ってる人でないとなかなか見つけられないところです。


SIMスロットやSDカードスロットを開けると、ベロが出ていることがあり、

それをつまんで引っ張ると、型番・IMEIなどの端末情報が出てくるのです。


softbank端末は外装に型番記載がないのですが、
ベロを引っ張ればこの通り。

紙がペロンと出ていることもあれば、
金属のツマミを引くとプレートが出てくることも。
ズルッと引っ張り出すのはちょっと気持ちいいです。

柔らかいベロは戻すのにちょっとコツが要るので、そこだけご注意を。


SIMカードの挿入に専用のトレイを使う機種の場合、

そのトレイに小さーーく書かれていることもあります……が、
これはかなりレアなやつなので、覚えなくてもそんなに困らないと思います。

6.Zenfoneは型番がわかりにくい

ASUS Zenfone2 ZE551ML

大人気のSIMフリー端末です。

 

このシリーズ、お問合せ泣かせな面がありまして、

まず、似たような外見・機種名のシリーズがたくさんあります。

“Zenfone”ということしかわからない状態だと、お電話で型番を推測するのも難しく、“Zenfone2”と伺っていたものが、お持ち頂いてみたら“Zenfone2 Laser”だったことも。

更には、同じ“Zenfone2”という機種名でも、5インチ画面のものと5.5インチ画面のものとがあり、当然画面交換修理に使える部品は別物……

大変ややこしいのです。

 

お見積りの際には型番をしっかり確認しておきたいスマホNo.1なのですが、

ここで最も大変な点が一つ。

Zenfoneシリーズは、外装面に型番の記載がありません。

 

上の写真は背面側です。

メーカー名(ASUS)とシリーズ名(Zenfone)、内臓CPUのメーカー名(intel)は確認できますが、型番は見当たりません。

側面はまっさら。

底側にもありません。

グルグル回してみてもどこにもない……

 

そうだ!

こんな時こそバッテリー下!

というわけで背面カバーを外しました。

Zenfone2はバッテリー交換のできない機種ですが、

SIMカード・SDカードの付け外しのために背面カバーまでは外れる構造です。

 

何やら細かい文字が書かれていますね……よく見てみましょう。

Model:ASUS_Z00AD

あっ! それっぽい文字列を発見しました!

 

でも、記憶にある型番とちょっと違うような……。

 

これ、ZE551MLというハードウェア型番の中のさらに細かいモデル番号みたいで、ここが違うと基板に搭載されたCPUの性能などが変わってきます。

ZE551ML、というボディがあり、そこに適合する基板が複数種類ある、ということのようです。

 

なんにせよ、この「Z00AD」という番号から、

この端末が“Zenfone2 ZE551ML”であるということが割り出せます。

ちょっと面倒ですが、どうにか確認手段が見つかりました。

 

さて、背面カバーを開けられるタイプはなんとかなりそうですが、

Zenfone3以降の端末はどうなんでしょうか?

これはXperiaなどと同じ、ガラス製の背面パネルを貼り付けている構造ですから、中を開けることはできません。

ASUS Zenfone3 5.2inch ZE520KL

側面にはありません。

背面を見てみましょう。

あ、普通に書いてありそうです。

文字が小さいので、アップにしてみます。

 

(カメラ部分がカラッポなのは、修理に使ってしまったから……)

……シールだこれー!

買ってすぐ剥がしてしまう方も多そうです。(ないほうがかっこいいし)

そうなると、端末の外観からでは確認手段がなくなってしまいますね。

7.設定から端末情報を見る

huawei P9 Lite VNS-L22

 

設定画面から端末情報を開き、モデル番号を確認する。

確実な確認手段、その1です。

弱点は、画面割れや起動不良の状態ではこの画面まで辿り着けないこと。

8.外箱を見る

京セラ GRATINA (KYY06)

SHARP AQUOS Xx3 (506SH)

SONY Xperia ZL2 (SOL25)

LGエレクトロニクス isai FL (LGL24)

 

確実な確認手段、その2です。

購入時の外箱には必ず型番の記載があります。

上に挙げたZenfoneシリーズの型番も、外箱で確認することをメーカー側で推奨しています。

弱点は、外箱を捨ててしまう人には無力なこと。

 

 

いかがでしたでしょうか。

どうしても型番がわからない場合、

最終手段として、直接持ってきて頂くこともできます。

即日修理のお約束まではできなくなってしまいますが、しっかりお見積り致します!

 

たいへん長い記事をお読み頂き、ありがとうございました!

記事編集担当
代々木駅前店 店長 蒲倉