この度はZenFone 10 表示不良にて彦根市のお客様よりご依頼いただきました。画面上部が細かく割れており、映らない状態でのお持ち込みでした。映らないものの反応はございますので、電源は入っていそうな感じがします。よく端末を見ると、イヤースピーカーのメッシュが少しえぐれるように傷が入っており、少し引きずられたようにも見えます。イヤースピーカーメッシュはそのまま使用しますので、画面と干渉するようでしたら、削って調整も合わせて行っていきます。
まずはリアパネルから分解していきます。内部構造は先代のZenFone9とかなり似ています。ぱっと見た感じではワイヤレスコイルの有無くらいですね。
続いて上部ブラケットやバッテリー、その他ケーブルを取り外し画面の仮組みを行う準備をしていきます。
テストを行った結果、問題無く映り、タッチも効いているため、画面交換で改善されそうです。テストも完了したので、割れた画面を取り外し、交換します。
画面の交換後、圧着を行います。最近のスマートフォンはベゼルが細いので、ほとんどが接着剤を用いて取り付けされています。圧着を行わずにそのままにしておくと画面が浮きやすいので、圧着を行い少し放置させます。
ディスプレイがしっかり圧着できれば、逆の手順にて組み上げていきます。イヤースピーカーメッシュも傷はあったものの、そのまま使用することが出来ました。最後にもう一度動作の確認を行い、修理完了です。見た目も綺麗になり、今後もまだまだお使いいただけると存じます。
今回もご依頼頂き誠にありがとうございました!スマートまっくすではAndroid修理をいち早くスタートし、古い機種から最新の機種まで幅広く修理対応を行っております。データそのまま迅速修理は是非当店にお任せ下さい!
Zenfone・ROGPhone 画面修理 料金表
この度はGalaxy S21の修理ご依頼を草津市のお客様よりご依頼いただきました。あまり見慣れない「Check BATTERY」というエラーメッセージが表示され、起動しないといった状態でお持ち込みいただきました。お客様いわく、購入してから1年程使用しておらず、使おうと思って充電ケーブルを差したら、エラー画面が出て起動しないとのことでした。こちらの症状ですが、バッテリーが過放電すると起こりやすい症状になります。1年程使用されてなかったとのことでしたので、バッテリーの過放電が原因の可能性が非常に高そうです。早速バッテリー交換していきます。
まずは背面パネルを取り外していきます。S21シリーズはカメラ周りのフレームが少し変わった形状になっているため、取り外しに少し癖があります。カメラパーツも近いので破損させないよう注意しながら取り外します。
続いて基板上のカバーとワイヤレスコイルを取り外します。こちらを取り外しましたら、バッテリーコネクタへアクセスできるので、バッテリーコネクタも外し、仮組みテストの準備に取り掛かります。
交換するバッテリーを仮組みし、起動確認を行います。無事エラーも出ずに起動し、充電されていることも確認できました。これでバッテリーが原因ということが分かりましたので、分解を進め、バッテリーの交換を行っていきます。
バッテリーの交換後、再度「Check BATTERY」のエラーが表示されずに起動するか、充電も増えていくか確認し、無事修理完了です!
突然警告マークにエラーメッセージが表示されるとびっくりしますよね…。Galaxyにおいては過放電によりこの度ようなエラーメッセージが表示されますが、他メーカーの端末ではあまり見ません。画面も映らず起動しない、LEDが赤点滅のまま起動しない、充電中のマークから進まないといった状態は見られますが、バッテリーが原因かどうかまではなかなか判別もしにくいです。そう考えると「Check BATTERY」と表示されるGalaxyにおいてはまだ分かりやすいのかもしれませんね。
何はともあれ、バッテリーを過放電させてしまうと、充電がされない、起動しなくなるといった症状に陥ってしまいますので、たまにしか使わないといった端末でも定期的に充電して下さいね。それだけで過放電は防げますので。
この度は修理ご依頼、ありがとうございました。
【Samsung】Galaxyバッテリー交換料金表