Xperia XZ Premiumの電源が入らない原因は基板故障でした【復旧修理】
- 2024年10月5日
- 2026年6月9日
- 修理ブログ
- Xperia, 代々木駅前店
- Xperia XZ Premium, 基板修理
目次
| 機種名 | Xperia XZ Premium |
|---|---|
| 故障内容 | 電源が入らない |
| 作業内容 | 電源ICチップ交換、コンデンサ交換 |
| 作業時間 | 1日〜14日ほど ※予約状況・部品在庫によって前後します。 |
| 修理料金 | 【基板復旧修理】 36,800円 (税込) 詳細 |
ある日全く電源が入らなくなってしまったXperia XZ Premium
回はある日全く電源が入らなくなってしまったXperia XZ Premiumの修理事例のご紹介です。
店頭で確認したところ確かに全く起動せず、充電反応も0A(アンペア)と無反応の状態でした。
実はこちらの機種は、USBパーツがつながっている基板側のコネクタが経年劣化で高確率で破損するという有名な症状があります。
今回もよくある充電不良症状を想定し、まずはコネクタの点検から行うことにしました。
実はコネクタ破損ではありませんでした
コネクタの破損を疑い、いつものように基板を取り出して該当の箇所を点検してみましたが破損が一切見つかりません、、、
バッテリーも念の為仮付けしてみましたがこちらも全く改善が見られませんでした。
珍しいですが今回は基板上の他の箇所の破損のようです。
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基板を細かく検査します
異常箇所を切り分けるために、基板に安定化電源を直接繋ぎ電圧を印加してみます。
結果、明らかにショートし漏電している状態であることがわかりました。
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サーモグラフィーカメラで確認してみると電源IC近くのコンデンサが異常発熱しています。
こちらが原因の可能性があるのでまずは交換を試します。
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コンデンサを交換しましたが....
早速コンデンサを交換して症状が改善するか確認してみます。
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再度サーモグラフィーカメラで確認をしたところ電源ICの発熱が改善していません、、
原因はICチップにもあったようです、、
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電源ICチップも交換します
早速電源ICチップを交換してみます。
チップにはんだボールがびっしりとあるので、交換に使用するチップにも新しいはんだボールを作成して熱を加えて基板に実装します。
普段行っているCPUの再実装よりシンプルな作業なので慣れていれば比較的簡単ですね(^^)
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修理完了です!
基板の補修が完了し異常発熱も収まったので、フレームに基板を組み直し電源を入れてみます。
無事に起動して充電も問題なく流れるようになりました!
内部データもそのままだったのでこれで修理は完了です!
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今回も基板修理のご依頼をいただき誠にありがとうございます。
実は今回のようなイレギュラーは基板修理につきものです。
想定と違う故障の場合は原因を究明できず修理不可になってしまうことも少なくありません。
当店では様々な可能性を考慮した幅広い診断技術を有しています。「他店で修理不可と言われた」などの場合でも当店なら修理可能かもしれません。まずは諦めずにお気軽にお問い合わせ下さいませ。
今回の作業内容と修理料金まとめ
| メーカー | Sony |
|---|---|
| ブランド | Xperia |
| シリーズ | X / XZ シリーズ |
| 機種名 | Xperia XZ Premium |
| 故障内容 | 電源が入らない |
| 作業内容 | 電源ICチップ交換、コンデンサ交換 |
| 作業時間 | 1日〜14日ほど ※予約状況・部品在庫によって前後します。 |
| 修理料金 | 【電源が入らない・起動しない】 36,800円 (税込) 詳細はこちら |
修理担当者

久保田
このような症状は、単純なバッテリー交換や画面交換では改善しないことも多く、実際には基板内部の故障が原因となっているケースがあります。特に、大切な写真やLINE、仕事のデータが入っている端末の場合、無理な通電や誤った修理によって状態が悪化してしまうことも少なくありません。突然の故障だからこそ、表面的な部品交換だけではなく、基板レベルで原因を見極められる専門技術者による診断が重要です。「もう直らないかもしれない」と感じた端末でも、復旧できる可能性は残されているかもしれません。
iPhone・Androidを問わず幅広い機種に対応し、一般的なパーツ交換では改善しない重度故障の解析・復旧を得意としている。
特に、「電源が入らない」「起動途中で停止する」「充電反応が不安定」「発熱を伴うショート」「データだけでも取り出したい」といった高度障害案件に対し、基板レベルでの診断・修復を行っている。
基板上の電圧ライン解析、リーク調査、ショート箇所特定、サーモグラフィを用いた故障診断に加え、CPU・UFS/eMMC・RAM・PMICなどBGAチップのリボールや移植作業にも対応。
回路図・情報が少ない機種においても、実測値や回路推測から故障箇所を絞り込み、データ保持を前提とした復旧を得意としている。
「メーカー修理不可」「データ復旧不可」と案内された端末でも、最後まで可能性を追求し、復旧へ繋げる高度な基板修理技術を強みとしている。
この記事の修理を担当した店舗

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|---|---|
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