Xiaomi Redmi 9T 電源が入らなくなった【バッテリー交換修理】
電源が入らなくなってしまった「Xiaomi Redmi 9T」
今回は電源の入らなくなってしまった「Xiaomi Redmi 9T」のバッテリー交換修理事例のご紹介です。
まずは店頭にて端末の状態確認を行います。
電源ボタンを押してみますが、全く反応がありません。
強制再起動も試しましたが、状態に変化は見られませんでした。
次に、充電テスターで電流値を確認してみると、わずか 0.02A 程度しか流れていません。
現時点では外部からの判断が難しいため、内部の状態を詳しく調べるために分解と検証を進めていきます。
端末を分解して原因を調べます
背面パネルから分解をしますが、爪ではまっているだけの簡単な構造のためサクッと取り外します。
続いて、メイン基板を覆っているブラケットを取り外し、バッテリーコネクタを一旦外します。
その後、バッテリーを再接続して電源を入れてみると….
なんと、無事に電源が入りました!
今回はどうやら、内部システムの一時的なエラーが原因だったようです。
実は、起動不良の原因のひとつとして「システムエラー」が挙げられます。
このような場合、バッテリーの脱着によってエラーを起こしていたシステムがリセットされ、正常に再起動できるケースがあります。
バッテリーを交換します
バッテリーの脱着により症状は回復しましたが、バッテリーをよく見てみると膨張が始まっていることが確認されました。
このままでは更に膨張が進行する可能性もあるため、お客様とご相談の上、バッテリー交換を行うことになりました。
バッテリーを覆っているフィルムに書かれた手順通り本体から剥がします。
あとは新しいバッテリーを組み込んで、全てのパーツを逆の順番で組み上げます。
無事に修理完了です!
組み上がった端末の電源を入れて、動作の最終確認を行います。
表示やタッチ、充電のアンペアなどに問題がなければ無事に修理は完了です!
この度も修理のご依頼を頂き誠にありがとうございます。
今回のように電源が全く入らなくなってしまった場合、いくつかの原因が考えられますが、
まずはお手元で試しやすい対処法として、「強制再起動」または「強制シャットダウン」をお試しください。(操作方法はメーカーによって異なります)
システムの一時的なエラーであれば、それだけで改善される場合もあります。
それでも改善が見られない場合は、内部の点検や分解修理が必要となる可能性があります。
試してみても症状が変わらない場合は、ぜひお気軽に当店までご相談くださいませ。
作業の詳細 & 修理費用
| メーカー | Xiaomi(シャオミ) |
| シリーズ | Redmi |
| 機種名 | Redmi 9T |
| 故障内容 | 電源が入らなくなった |
| 作業内容 | バッテリーの脱着作業と、膨張バッテリーの交換 |
| 作業時間 | 約90分ほど 即日対応可能 ※予約状況・部品在庫によって前後します。 |
| 修理料金 | Xiaomi バッテリー交換料金表 |
| 修理店舗 | [大阪]大阪梅田店 |