CMF Phone 1 液晶割れ画面交換修理【即日対応】
液晶パネルが割れてしまい、全く画面が表示されなくなった「CMF Phone 1」
今回は液晶パネルが割れてしまい、全く画面が表示されなくなってしまった「CMF Phone 1」の画面交換修理事例のご紹介です。
まずは店頭にて動作の確認を行います。
電源ボタンを押してみますが画面が全く表示されません。
画面左下をよく確認してみると、内部の液晶に小さな亀裂が入っていることが確認できました。
こちらはガラスタイプの有機ELでよく見られる典型的な症状です。
ガラスタイプの有機ELは非常に繊細な構造をしており、わずかな破損でも画面が全く映らなくなることがあります。
このままではまともに使用できない状態のため、早速画面交換を行っていきます。
まずは背面パネルを外します
背面パネルから分解する機種のため、早速取り外して行きます。
SIMトレイは分解時に干渉するため先に取り出します。
続けて、裏蓋にある大きなネジをすべて外します。
オレンジの丸い蓋の下のネジも忘れず外します。
フレームの隙間にヘラを差し込んで爪を外していきます。
全て外したら、背面パネルの取り外しは完了です。
内部を分解して、新しい画面の動作確認を行います
引き続き内部の分解を行います。
バッテリーを覆っている黒いフィルムを剥がします。
メイン基板の上のブラケットを外します。
バッテリー端子を外して、先端を絶縁します。
この後の分解作業で基板のショートが発生しないようにするための重要な作業です。
次に本体下部のスピーカーユニットのネジを外します。
スピーカーユニットを外すとディスプレイケーブルが露出するので外します。
新しい画面パーツを先程のコネクタに仮接続して、動作の確認を行います。
表示やタッチ、その他動作に問題がなければ次に進みます。
画面を交換します
新しい画面パーツの動作が問題なかったので、割れた画面を剥がしていきます。
USB充電ボードを外して、ディスプレイケーブルの根本にある黒いスペーサーを外します。
画面がフリーになったので、ヒートガンで温めて接着剤を弱めたら、隙間にヘラを差し込んで画面を剥がします。
剥がした後のフレームには汚れや油脂が溜まっているので、清掃と脱脂を行って新しい接着剤がしっかりと張り付くように準備します。
後は接着剤を塗布して、画面を貼り付け、硬化するまで圧着します。
無事に修理完了です!
接着剤が硬化したら、その他のパーツを元通りに組み直して、電源を入れます。
各種動作の最終確認をしっかりと行ったら、無事に修理は完了です!
この度も画面修理のご依頼を頂き誠にありがとうございます!
Nothingのスマートフォンの中では構造がシンプルで、非常に修理難易度の低い機種ですね。
分解工程も少ないため、店頭に部品在庫があれば即日のご対応も可能となっております。
同様の症状でお困りの場合は、是非お気軽にお問い合わせくださいませ。
作業の詳細 & 修理費用
| メーカー | Nothing |
| シリーズ | CMF Phone |
| 機種名 | CMF Phone 1 |
| 故障内容 | 画面内部の液晶割れによる表示不良 |
| 作業内容 | 画面交換 |
| 作業時間 | 約60〜90分ほど |
| 修理料金 | Nothing 画面交換修理料金表 |
| 修理店舗 |