Xperia Pro-I 水没後に電源が入らなくなった – 基板修理【他社修理歴あり】
水没してから電源の入らなくなってしまったXperia Pro-I
今回は充電口付近に水をこぼした後に充電を行ったところ、画面が白い状態となり1日経ってから全く電源の入らなくなってしまったXperia Pro-Iの修理事例のご紹介です。
なお、当店へのご依頼前に同業他社様にて一度見ていただいて修理不可の診断となった経緯があるとのことです。
当時の診断状況と内部の状態が心配ですが早速作業を行っていきます。
早速分解を行い内部の調査をします
まずは背面パネルを剥がして、基板を取り出しますが、、、、何故かマイク・アンテナボードが見当たりません、、、
恐らく他社様で組付けを忘れ、紛失されてしまっているようです。
また、バッテリーを貼り付けるテープが異常に細く、少しの衝撃でバッテリーが外れる状態となっていました。
その他パーツを精査しますが、大きな異常は無いようです。
バッテリーが交換されていましたがそちらは電圧が出ているため正常なようです。
原因が判明しました
更に詳しく検査を行ったところCPU周りに異常を発見しました。
よく見てみるとフラックスが周囲に溜まり汚れた状態になっています。
お客様に状況をお伝えして、ご同意をいただけたのでCPUとメモリを取り外してみます。
熱を与えながら慎重に作業しますが、普段と比べてすんなりと取れてしまいました。
どうやら前回の修理で一度取り外して再実装を試みていたようです。
チップを再実装します
チップをそれぞれ綺麗にして、ステンシルを使用してはんだボールを作成します。
後はチップを1枚づつ基板に再実装して、一旦組み上げて見ます。
リボール・再実装の詳細はこちら→Google Pixel 5a 起動不良修理
なんと電源が入りました。
どうやら前回の修理不可はチップの再実装ミスによるものだったようです。
修理完了です!
後は全てのパーツを組み直して、紛失されていたパーツを入荷後組み付けて、当初から破損していた画面を交換したら無事に修理完了です!※写真が少なくすみません、、
今回はいくつかのイレギュラーはありつつも、端末の心臓部であるCPUとメモリチップに大きな破損が見当たらず不幸中の幸いでした。これらのパーツは基本的に替えが利かず、破損状況によっては一生データが取り出せなくなってしまいます。
なお、お客様からは前回の修理では作業内容の説明は無く、基板不良と言われ修理不可で返却されたとの経緯を伺っております。
つまり、事前説明無くチップの再実装を試していたということです。
チップの再実装はリスクが伴うため事前の説明と同意は必須となります。
当店ではお客様にご安心頂くため、リスクを伴う作業につきましては受付時にできる限り事前のご説明をさせて頂き、正式にご同意をいただいてから作業を行っております。
ご不明点やご心配な点があればお電話でのご相談も可能となっておりますのでまずはお気軽にお問い合わせくださいませ。
作業の詳細 & 修理費用
| メーカー | SONY(ソニー) |
| シリーズ | Xperia |
| 機種名 | Xperia Pro-I |
| 故障内容 | 水没からの起動不良 ※他社修理履歴あり |
| 作業内容 | CPUとRAMのリボール・再実装 画面交換、マイク・アンテナボードの取付 |
| 作業時間 | 1日〜7日ほど |
| 修理料金 | 要お問い合わせ 基板修理の詳細はこちら |
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